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常に正しい判断のもとに安全なフライトを心がけ、パラシュートを使用する機会がない事を祈ります。
しかしながら最悪の状況に陥った時に、パラシュートは安全にリカバリーすりための最後で最善のチャンスとなりえます。
賢明なパイロットは、正しい選択とメインテナンス(リパック)を心がけ)、適切な使用法を学ばなければなりません。
米国のスカイダイビング界におけるリザーブパラシュート(緊急用)については、製造とメインテナンス(リパック)のための厳格な基準があり、フリーフライト社とウイルスウイング社はそれらの基準に準拠しながら、20年以上にわたりハンググライダーとパラグライダーのために協力しています。それはテストやリパックを含むメンテナンス面等多肢にわたります。
スポーツオーパカイトでは、ウイルスウイング社から製品と技術情報の供給を受けながら、同一のポリシーを共有してきました。
一方で2010年からはフリーフライトジャパンと提携し、オーナーの藤原氏の指導のもとに新製品の販売とテクニカルサポートを開始します。YUKIこと藤原氏はアメリカからの技術導入を日本にもたらしたスカイダイビング界のオーソリティーで、現在はスカイダイブ藤岡を主催しながら、日本のハング・パラ界のレスキューパラシュート分野でも指導にあったています。
パラシュートを開くべき最悪の状況、機体の構造破壊や回復不能なコラプス(潰れ)、回復不能にいたらしめる乱気流、操縦不能になるような重疾患による緊急状況、そのような状況下においてレスキューパラシュートは、最後で最善の機会となります。
ウイルスウイングでは20年以上にわたりレスキューパラシュートの販売と取扱をしてきましたが、この業界の中でベストな製品を理解していると信じています。
全てのハンググライダー用のパラシュートは25フィートのブライダルで、ブライダルとラインの間にはパラスイベル(より戻し)の装着を勧めています。
デプロイメントバッグを投げてラインがバッグから伸びきるまでの間、グライダーのスピンやタンブリングによるラインのねじれを避けるためです。
パラグライダーの場合は、その必要性は見られずパラスイベルの装着はしていません。
全てのパラグライダー用パラシュートは4フィートのグライダルをつけています。
正しいパラシュートの選択が最初のステップですが、安全性を維持していくためには、それを購入して終わりではありません。パラシュートはメインテナンスが重要で、あらゆるダメージ(熱・紫外線・湿気・カビなど)を防ぎ、定期的なリパックが必要です。
また使用方法についても知らなければなりません。シュミレーションでの投げる練習も有効です。パラシュートセミナーで正しいパッキングを学び自分でリパックする事も可能です。(注:完全な技術を持たなければ適切なリガーに依頼することをお薦めしています)
パラシュートには現在PDA(プルダウンアペックス)とANNULARという主に二つのデザインがあります。
PDAは、初期のハンググライダーで使われていた旧式のコニカルタイプに対し、初めての改良をもたらしました。
傘頂につけられたAラインが引き込まれパラシュート形状をフラットにして投影面積を高めています。
同サイズのパラシュートに対し抵抗の増大とより低い沈下率を達成、これにより軽量で小さなパックボリュームでも従来通りのパフォーマンスが得られるようになりました。現在のマーケットでも低価格で購入出来る良い選択の一つです。
アニュラーーパラシュートのテクノロジーはさらに先のステップを行くコンセプトを持ち、特別に設計されたゴアー(パラシュートが構成される3角形の部分)は膨らんだ時のシェイプをより良くコントロールしてパラシュートの空気力学的性能を高めることか出来ます。
ローラは最適化されたアニュラーデザインのモデルで、軽量かつ小さなパックボリュームでありながら、優れた沈下率が達成されています。
ウイルスウイング社では、フリーフライトエンタープライズ社のアメリカ自社工場で生産されるPDAとハイテクノロジーのLARA(Low Aspect Ratio Annular) を販売しています。