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グライダーの下限重量で乗っても、もう遅めで飛ぶことにはなりません。ICARO社から新しい提案を紹介します。
離陸重量・経年変化・周囲の気温によるトリムスピードの変化を調整し、コントロール性・飛行フィーリングを最適化する、夢のシステム!
マーベリック2.2やワイルドキャットTEといった最新の機体は、ライン長や翼面荷重の変化に対してとても敏感です。
① 翼面荷重
その機体を下限重量で飛ぶか上限重量で飛ぶかで、トリムスピードは最大3km/h変わります。(もちろん、下限重量で飛ぶ場合に上限重量で飛ぶ場合よりも3km/h遅いと言うことです。)これがスピードシステムをフルに使い込んだ最大到達速度となると、その違いは最大5km/hにまで達する場合があります。ICAROのTSOで最適の調整を行なえば、ウエイトレンジの下限から中間のパイロットにとってより良い理想的な最大速度を得ることが出来ます。
この飛行速度の調整に加え、最適なTSOセッティングによって軽めで乗ったときにタックスウエイが短くなることにも対処できます。これで軽めのパイロットでも、長くてとても許容度のあるタックスウエイで、精確でダイレクトなコントロール性を楽しむことが出来るようになりました。
② 経年変化
機材の使用に伴いAライン・BラインはC/D列のラインに比べて伸びてきます。最新のICARO機では、TSOによる調整で常に元通りの正確なトリムを保つことが出来るようになりました。
③ 低温
気温によっても、最新の機体ではトリムスピードや極限状態での飛行特性の変化があります。0℃付近あるいはそれ以下のとても低い気温に対しても、TSOによるトリムスピード調整が望まれます。
TSOはリアライザーに取り付けられている、長さの調整装置です。詳細な取扱説明書に従い、TSOを地上で正確に調整してください。飛行中に調整が変わることはありません。
(図の説明文)
TSO自体はネオプレンカバーの下にあります。
調整の際は、ネオプレンカバーをずらせてください。
調整レンジ : 最大2.5cm