Windtech BALIリリース・デモ機入荷

２０年にわたるリサーチ＆デベロップメントの結晶

1年半に渡る期間と数機のプロトタイプ機を経て、2015年シーズンに向けたウインドテック社の最新インターミディエイト機バリが完成しました。すでに28MサイズがクラスBで認定を受けていて、26Sサイズと28Mサイズのデモ機が入荷しました。

プレ生産モデルを含むバリのデモ機に試乗したパイロットの全てが、この機体の飛行特性に大変満足しており、その機体コンセプトは性能と安全性における偉大な達成点であり、ウインドテック社が今までに送り出した機体で最高のものだと言わざるを得ないでしょう。僅か5.67のアスペクト比でありながらその性能はほとんどのCクラス機に匹敵するものです！

新型翼断面と何よりも斬新なライン取り付けポイントの配置、そしてそのパイロット吊り位置によって、極めて軽く精確なコントロール性を実現。向上した沈下率によってサーマルでの上昇率はとても速く、今まで以上に弱いリフトで上昇が可能となりました。10を上回る滑空比によって、それまで不可能であったサーマル間の移動ができます。これはライン総長を抑えたことで可能となっており、スモールサイズ24でのそれは200ｍに達しておらず、30㎡のラージサイズでも240ｍはありません。ライザーに取り付くボトムラインはわずか2本です。これはシンプルに驚くべき事です！

バリの翼断面の前縁には総計70ｍのナイロンワイヤーが装着され、さらにC列ラインによる内圧の向上によって、従来のインターミディエイト機には無い高い安全性レベルを達成しています。これはまさに、Bクラスの新しい指標となる機体です。