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ウッディーバレー社では、フィンシュテルバルダー社製バックルで起こった問題への良い解決策を見出しました。このことで、お持ちのウッディーバレー ハーネスを再び安全で飛行可能な耐空性あるものにすることが出来ます。
この解決策ではパイロットの皆様が各人のハーネスや問題の金具をメーカー(輸入元)に発送する必要もなく、改修キットで簡単に交換可能となります。
それでは、添付の『作業指示書』をよくお読みになったうえで、ハーネスを購入されたディーラー又は輸入元(スポーツオーパカイト)へ『改修キット請求用紙』をメールしていただくよう、お願いいたします。下記よりダウンロードしてください;
「改修キット請求用紙」をメールしていただいた皆様へは、無料の改修キットが配られ、ディーラーの補助により、又はご自分で、潜在的に傷んでいるかもしれないパーツを交換することが出来ます。
なお、この改修キットは2006年5月以降に生産されたウッディーバレー社のハーネス専用のもので、2006年5月以前に生産されたハーネスについてはすでに全て耐空性は失われているものと認められます。
(交換までの期間、先にご案内した応急処置としてのヤスリで削る金具改修で飛ばれる場合は、ダブルセイフティとしてシュリンゲを使用する事を重ねてお願いいたします。)
ヤスリで削る金具改修はフィンシュテンワルダー社の提案で、DHVとターンポイント社(ウッディヴァレイのドイツインポーター)により検証されていますが、
DHVとしてはこの確認テストについて『科学的な証明であったり統計的に確度があるものではない』としています。
ウッディーバレイ社としての金具交換は、メーカーサイドとして独自のソリューションで、過去10年間のハーネスを対象としてそのコストは膨大となりますが、より完全でベストな方法と考えています。
*2006年5月以降2011年1月までに生産された全ハーネス
それ以前の10年以上前のハーネスについては金具の10年寿命も終了しており、すでにフライトに適さない物です。
(またフィンシュテンワルダー社は、この金具寿命を今回4年に短縮する発表をしています。)
10年以上前の古いハーネスについては、飛行不可とシュリンゲによるセイフティー措置を引き続き通知していきます。
*2011年1月以降の一部のハーネス
ウッディーバレー社では2011年1月でほとんど全ての当社製ハーネスにおいてフィンシュテルバルダー社のセーフティーノートで言及されているバックルの使用を取り止めています。
その後もこれらのバックルの使用を継続したハーネスは、2014年半ばまでのBIXとPASSENGER、そして2016年に完売したX-PRESSIONだけです。
*OEMモデルのハーネス
当社で取り扱いのICAROブランドハーネスでは、ENERGYとENERGY2が該当します。
このハーネスについては、同様のソリューションを適用します。
その他ブランドでのOEMハーネスについては、各ブランドのインポーターにお問い合わせください。
ハーネスモデル | 認証番号 |
X-RATED 3 | LTF認証なし |
X-PRESSION ACRO | LTF認証なし |
MIX | DHV GS-03- 0228-00 |
BIX | DHV GS-03- 0246-01 |
X-OVER 2 | DHV GS-03- 0247-01 |
X-OVER 3 | DHV GS-03- 0247-01 |
MIX-AIRBAG | DHV GS-03- 0302-04 |
PEAK | DHV GS-03- 0310-04 |
VELVET2 T-LOCK | DHV GS-03- 0335-06 |
VELVET2 | DHV GS-03- 0336-06 |
VELVET AIRBAG 2 | DHV GS-03- 0337-06 |
VELVET AIRBAG 2 T-LOCK | DHV GS-03- 0338-06 |
PASSENGER | DHV GS-03- 0340-06 |
PEAK2 T-LOCK | DHV GS-03- 0348-07 |
PEAK2 | DHV GS-03- 0349-07 |
X-RATED 4 | DHV GS-03- 0366-07 |
X-RATED 5 | EAPR GZ-7235/10 |
上記のハーネスの中にはフィンシュテルバルダー社のセーフティーノート(04.06.2016)で言及されているバックルを装備しているものがあります。他に異なるバックルを装備しているものもあり、こちらの使用は問題ありません。
以下は、セーフティーノートに記載されているフィンシュテルバルダー製バックルのリスト(画像と品番)です。
ウッディーバレー社では2011年1月でほとんど全ての当社製ハーネスにおいてフィンシュテルバルダー社のセーフティーノートで言及されているバックルの使用を取り止めています。
その後もこれらのバックルの使用を継続したハーネスは、2014年半ばまでのBIXとPASSENGER、そして2016年に完売したX-PRESSIONだけです。