Woody Valley TENAX4 発表

待望のテナックス4がついに公式リリースとなりました。

今年３月の世界選手権では優勝のクリスチャンを始めイタリアチームの選手が使用していたプロトタイプから

半年以上の改良を重ねてTENAX4としての生産が始まります。

さらに進化したエアロダイナミック性能と画期的な快適性、パラシュート開傘の確実性にご注目ください。

 

以下、​Woody Valley社からの公式プレスリリース​となります​。

テナックス4は、ともに世界チャンピオンであるアペックス・プロナーとクリスチャン・チークとの2年におよぶハードワークの成果です。テナックス4はクロスカントリー フライトや競技のために開発されたものです。なお、アクロバット用ではありません。

 

 

 

 

主な進化

メインフレーム

主要構造は、中心付近を固くし、サイド側を柔らかくしています。

メインジッパーはベルクロで装着され、容易に交換できるようになっています。

 

バックプレート

この新型バックプレートは、長さは前モデルと同じですが幅は倍増して、最大限の快適性を実現し、長時間のフライトでもパイロットに締め付けを感じさせません。
カーボンケブラー製で中央部にスライダー用のしっかりした張り出し部を設けているため、極めて高い強度を誇ります。

スキン

ハーネスの外皮は、新型バックプレートの次に大きな進化を遂げたものです。この新しいスキンは軽くて強いリップストップ生地でできていて、完全に取り外すことができます。そのため洗ったり修理したりするのが楽で、交換も容易です。（ウッディーバレー社では将来的に交換パーツとしてスキンも販売する予定です。）

 

テールコーン

新型テールコーンは従来品よりも長くなり、空気抵抗のさらなる低減を実現しました。これは5㎝厚の複層スペーサーと合わせての使用となり、肩ベルトの調整なしにハーネスの長さ調整も可能となりました。

メインラインシステム

フライト中のピッチ角変更システムの選択肢はテナックス3と同じで、スタンダード、フリクション、インサイドトリム、PTS（左画像）の4種類です。

TENAX3タイプ1,2,3,4

 

デザイン

スキンのカラーを3パネルで選ぶことができます。ＴＥＮＡＸ４オーダーフォームをご使用ください。

 

 

 

 

価格（税別）

タイプ１：スタンダード方式 　 275,000円

（シンプルにメインラインが太いロープに吊り下ってスライドし、頭下げ/上げ角度を重心で調整。補助ラインなし）

タイプ２：フリクション方式　 285,000円

（タイプ１のメインライン中央にクリートを埋め込み、背中を前後に結ぶ固定ラインをクリートで簡易ロックし角度保持）

タイプ３：インサイドトリム方式　 300,000円

（スチールロッドの後端へメインを寄せて吊り下がり、カラビナから前下を吊る細ピッチラインを腰レバーでロック操作）

タイプ４：ＰＴＳ方式 　290,000円

（タイプ１吊下方式で、タイプ３型の可変ピッチラインを足の踏込みで確実容易にロック操作する最新方式）
（チーク、プロナーの世界チャンピオンはじめイタリア代表の全パイロット採用）