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スポーツオーパカイトは1977年、ハンググライダープロショップとして東京神田で保呂田夫妻によって生まれました。スクールを房総砂山や信州菅平高原にて開催し、日本の創世記には渡米を繰り返しながら先進国に学び、レッスンメソッドを取り入れるとともに単なる技術指導にとどまらない、パイロットの育成と空を楽しむ仲間が集えるクラブの運営を目指してきました。スクール卒業生の増加とともにソロパイロットのサポートと上級スクーリングを担うクラブBチームへと変わっていき、現在のバードネストクラブへと進化してきました。
1980年からは東京近郊フライトエリアとして茨城・板敷山を本格的に開発し、板敷山は80年代を通じて首都圏を代表するエリアのひとつとなりました。同じく80年代を通じて菅平高原での夏季常駐スクール、冬季の伊豆大島スクールツアーを開催。現オーパスタッフの桂敏之は菅平スクールの学生アシスタント出身です。
桂は、1989年にUSHGA(米国ハンググライディング協会)のタンデムインストラクターセミナーに参加し、続く90年代を通じて日本におけるハンググライダーのタンデムインストラクションメソッドを確立しています。
さらに保呂田他スタッフは1990年にはUSHGAのパラグライディングインストラクションセミナーに参加し、パラグライダーのスクーリングもハンググライダーと並行して行なうようになりました。
また1990年代前半からは、日本から初めて海外ツアーを開催し、米国オーエンズバレーや豪州マニラで楽しい想い出を作り出しています。
一方、1980年代後半からは海外有力メーカーのディストリビューター業務も行い、ハング・パラともいくつかの有力メーカーと提携。その中で、1989年にはスポーツオーパカイトを株式会社組織として法人化しました。
1991年からはそれまでも輸入&サポート業務を行なっていたHGトップメーカーのウイルスウイング社(米)の日本総代理店となり、1997年にはハーネスのトップブランドのウッディーバレー社(伊)の日本総代理店となりました。
翌1998年には新進パラグライダーメーカーのウインドテック社(西)の日本総代理店となりました。
21世紀に入りハンググライダー愛好者人口が停滞する中、新しいHGスクールメソッドとして2007年にウイルスウイング社が紹介したスクータートーイングは、日本でも意欲的なスクールのオーナーインストラクターである坂本三津也氏が独自の発想から開発し、オーパもその移入に協力。今や大きな成果を挙げているスクータートーイングをオーパも総合的にスクーリングに取り入れるべく、福田が派遣修行を受けました。
2012年、オーパは注目のパラグライダーメーカー、イカロ社(独)の日本総代理店となりました。またスクーリングについて、その体制の強化とあいまって、初心に立ち返るべくクラブBチームの名称をバードネストクラブに改称しました。