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日本国内でも8月16~19日に開催された池田山カップで岡田伸弘さんが愛機T2で優勝!
全国から70名を集めた強豪ぞろいの大会で、冷静にポイントを抑えてしっかりと上げて動き、厳しいレースを勝ち抜きました。
おめでとうございます!!!
2012年の池田山カップで勝ちました。優勝は久しぶりだったのですが、今回の勝因のひとつは事前に過去のトラックログを解析していたことだと思います。JHFホームページに公開されているログはIGC形式のファイルで、GPSDUMPなどを使うことによりGoogleEeathでも表示することができますがSeeYouですと細かい解析ができます。持っていない人は購入することをお勧めします。今回したことはSeeYouにカシミールから切り出した地形図の画像と、Google Earthの航空写真をPetty Cameraで取り込んだ画像を、座標を合わせて貼り付けて、過去のトラックログを再生しました。山は地形図が見やすく、平地は航空写真が見やすいです。
池田山カップの場合は飛行する高度のレンジが低く、タスクの組まれる範囲も限られていて風向きも南が多いので、地上のサーマルトリガーをチェックしておくことは役に立ちました。実際に行えるかどうかは別として、実績のあるトリガー3個にたどり着ける高度を取ってサーマルを離れることを心がけました。
うまい人と自分は何が違うのかを見つけることは重要。ハングの大会にGPSが使われる以前は、先輩パイロットに話を聞くことが上達への有効手段でしたが、トラックログがすべて公開されている現在では、トップパイロットがどこで何をしてかが分かるようになりました。もちろんログからでは分からないこともあります。いつどこで何を見ていたか、何を考えていたか、天候の変化の予測、ライバルに勝つために、前日までの得点差によるリスクのとり具合など。その辺は直接質問すると良いです。日本のハング界全体のレベルアップは全員の願いなので、トップパイロットはみんな親切に答えてくれますよ。
私が使っているソフトは以下のものです。フリーウェア以外は購入しました。私の知らないもっと良い物がありベストな組み合わせではないかも知れません。最後のCondorはグライダーのシミュレーターです。オンラインゲームになっていて、世界中のグライダーパイロットとかなりリアルなバーチャル空間で戦うことができます。また設定によっては自分でタスクを組んで知り合いたちだけで飛ぶこともできます。お勧めです。ユーザーが作った世界中のシナリーがサーバーにアップされていますが、日本のシナリーは私が作ったものがあるので配布することができます。