WoodyValley TENAX 4

テナックス4は、イタリアチーム パイロットであり世界チャンピオンに何度も輝いたアレックス・プロナーとクリスチャン・チークの協力で2年間におよぶプランニングとテストを繰り返して完成しました。このハーネスは、性能を追い求めるパイロットの要求を満たすために設計され、競技会に最適です。

その低抵抗と特徴的な形状配置がフライト性能を最大限に引き出します。居住性は極めて高く、特に長距離飛行ではそれを実感するでしょう。これは人間工学に基づき形状を拡張した最新のバックボードによって実現したものです。

 

Features / 特徴

・ 破壊強度3200㎏のAustrialpin社製トロポス ハンググライダー用スチールカラビナ
・ カスタム メイド
・ コンテナとしても使えるプラスチック製の流線形フットレスト
・ メイン緊急コンテナの反対側にセカンド パラシュートコンテナ（オプション）
・ 背中内部の大きなポケットは、ハーネスバッグと機体ケースを収納し、給水バッグ用のコンパートメントも分離してあります。
・ 脇に無線機とカメラ用ポケット
・ ハーネス内部から出し入れする左右の大型サイド収納ポケット
・ フライト中も出し入れできる左のサイド収納ポケット
・ フロントジッパーはベルクロで取り外し可能
・ ハーネスバッグを含めた重量9.0ｋｇ
・ DHV試験番号GS-03-111-00
・ 内蔵式ドラッグシュート コンテナ（ドラッグシュートは別売）
・ エアロトー用とグランドトー用のトーループを装備
・ 交換可能な足先カバー

 

Safety / 安全性

ウッディーバレー社の全てのハーネスにおいて、緊急パラシュートの取付位置と開傘機能は常に重要なポイントです。
これは、パイロットが開傘を必要とする瞬間に左右どちらの手でも容易に即座に開傘することができなければならない、ということです。

 

緊急パラシュートコンテナの位置は、パイロットの肩や腕、各部のポケットの総合的な空気抵抗の低減を考えながら、ハーネスのサイズによって変化します。また、テナックス3と同様に、緊急パラシュートの一部はパイロットの背中側でハーネスの内側へ来るように位置しています。

ハーネスの荷重構造につながるベルトとパイロットを包んでいるベルトは互いに接続されていて、これには緊急パラシュートのハーネス接続ポイントも含まれています。この接続ポイントはパイロットの肩の後ろに位置していて、パラシュート開傘後にパイロットが立った姿勢をとれるようになっています。

テナックス４は、飛行姿勢変更システムが４タイプあります(詳しくは取扱説明書の3.1.1～3.1.4を参照ください)
１． スタンダード方式
２． フリクション方式
３． インサイドトリム方式
４． PTSトリム方式

 

 

Main Frame / メインフレーム

ハーネスの主要構造は、中心付近を固くし、サイド側を柔らかくしています。
メインジッパーはベルクロで装着され、容易に交換できるようになっています。

 

 

 

 

 

Tail Cone / テールコーン

新型テールコーンは従来品よりも長くなり、空気抵抗のさらなる低減を実現しました。これは5㎝厚の複層スペーサーと合わせての使用となり、肩ベルトの調整なしにハーネスの長さ調整も可能となりました。

 

 

 

 

 

Details / 細部