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最新のニキータ4は、新型の翼端、ブレークライン配置の見直し、適切化されたソフトな翼型前縁、新たな調整を受けたトリムによって、その前作をもしのぐ機体となりました。
ICAROテストチームのサンディー・メシューとテオ・デブリの豊富な経験がこの翼に結実しています。
そのソフトな翼型前縁、トリム調整、新型ブレークによって、操作プレッシャーはとても軽くなり、ストールポイントも少し早くなりました。こうして新しいニキータ4は自由自在にストールさせる事ができ、これは高速マックツイストやミスティーフリップを行ううえで重要なことです。
そしてこれらの変更にもかかわらず、ニキータ4は、特にリズミックサットのようなマニューバーを行った時には、動きの良さをしっかり保っていることに気づくでしょう。
新型の翼端は、アンチリトミックといったマニューバーでもシェープを保ち、充分な経験を持つパイロットならヘリコプターに入れていってもしっかりと開いているのが見えます。
ニキータ4の持つポテンシャルはとても大きなもので、さらに新しいニキータ4チューニングによって可能性を最大限に引き出すことができます。
ニキータ4の調整をスムージートリムすると
最新のニキータ4は、通常、「スムージートリム」付で供給されます。
これは、Aライザー列に大きな三角ラピッドリンクを用いたもので、このセッティングによりニキータ4はディープストールの稼動域を広げ、ヘリコプターへ入れていく時間を長くとることができ、全般的にニキータ4の機動性を穏やかにしてくれます。
ICAROチームのテオ・デブリとサンディー・メシューはコンペティショントリムを施したニキータ4で飛んでいます。これはAライザーへのライン取り付けに、大きな三角ラピッドリンクではなく、一緒にAライザーに付けられている予備の小さいものにしたセッティングで、こうすると急激なヘリコプターへの移行が可能になります。そう、この「コンペティショントリム」には大変高度な飛行技術が要求されるのです!
この大きな三角ラピッドリンクをDライザー列に用いると、ニキータ4は恐るべきエネルギーを見せ付けます。もちろん高度な飛行技術を持つ場合にのみ許されるセッティングであり、プロフェッショナルパイロット専用です。
インフィニットループを1000回転もやってニキータ4のA列、B列のラインが伸びてきたときには、この大きな三角ラピッドリンクをDライザー列に用いることで補正も可能になります。
Manual BA-Nikita4-english