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現在このENBカテゴリーには様々のコンセプトが混在し、従来から言われてきたハイエンドには超ハイスペックなスーパーモデルまでが存在します。ワイルドキャット TEに求められたのは完成されたハンドリングによる引き出し得る高性能、レジャーパイロットにもアクセスしやすい最高機種となりました。
ICAROのニューシリーズ『TE:テクニカルエヴォルーション』で目指しているのは軽量と耐久性のハイレベルな両立で、トレッキング等に特化した軽量グライダーとノーマル機の中間的なものです。ICARO社では開発カテゴリーを増やさない方針で、1機種毎に時間を費やし1年以上のテストを繰り返して完成しています。
*翼の性能を最大限に引き出すTSO(トリムスピードオプティマイザー標準装備)、、詳しく見る>>
生まれ変わったワイルドキャットTEは、さらにフライトが楽しく、さらに性能が高く、そしてさらに安全性も増しています。評価の高かったワイルドキャットに少しばかりの最新技術とともに手を加えた結果とはいえ、大幅に進化したオールラウンド機の登場です。これは、イカロ社の設計者と開発チームによる革新的にして創造的なチームワークの成果なのです。その変化のほどはとてもはっきりしていて、テストパイロット達のコメントは:
ワイルドキャットTEの離陸はとても楽で頭の真上に立ち上がってきたことにすら、なかなか気付かないほどです。コントロール性もより柔らかく優しくなり、ソアリング能力は恐るべきものとなりました。キャノピーの軽さは、安全で穏やかな飛行フィーリングを生み出しています。トリムスピードの向上はそれほど感じられないかもしれませんが、スピードシステム使用時のワイルドキャットTEの速さはかなりのものです。
最適化された軽量構造による軽量セールの耐久性も1年以上のハードなテスト使用でも十分な耐久性が確認されています。その小さなパッキングサイズと軽い機体重量は、素晴らしい魅力となっています!
何と言っても、いかなる飛行条件でも楽なコントロール性を示し、キャノピー重量は1kg軽く、コントロール性はマイルドながら、よりダイレクトで機敏。トリムスピードは2~3km/hアップし、高速化滑空性能も向上しています。
サーマルソアリングをエンジョイしたいレクレーショナルパイロットや、機体のことにあまり気を取られること無くクロスカントリーフライトに集中したいクロカンパイロット。また、パイロットアップしたての新人パイロットにも、安全にサーマルソアリングやクロカンでの経験を広げていくことも出来ます。
ワイルドキャットTEはシンプルにフライトできる、EN B/LTF Bクラスの高い安全性規準とクロスカントリー飛行においても余裕を生み出せる高性能を持ったパラグライダーです。いくつかの新技術によってはっきりとした性能の進化と安定性を得ました。軽くなったキャノピーと新しいカラーパターンも魅力です。評価の高かったワイルドキャットが確実に進化しました。
WILDCAT TE | XXS | XS | S | M | L | |
---|---|---|---|---|---|---|
Area Flat | m² | 18.31 | 22.60 | 25.71 | 27.90 | 30.76 |
Area Projected | m² | 14.98 | 18.50 | 21.05 | 22.84 | 25.18 |
Span Flat | m | 10.04 | 11.16 | 11.90 | 12.40 | 13.02 |
Span projected | m | 8.22 | 9.14 | 9.74 | 10.15 | 10.66 |
Aspect Ratio | 5.51 | 5.51 | 5.51 | 5.51 | 5.51 | |
Aspect Ratio projected | 4.51 | 4.51 | 4.51 | 4.51 | 4.51 | |
Cells | 52 | 52 | 52 | 52 | 52 | |
Take Off Weight min-max | kg | 55-65 | 57-75 | 65-90 | 80-110 | 100-125 |
V trim | km/h | 38-42 | 37-40 | 37-40 | 37-40 | 38-41 |
V max | km/h | 52+ | 52+ | 52+ | 52+ | 52+ |
No. of Risers | 4+1 | 4+1 | 4+1 | 4+1 | 4+1 | |
Weight | kg | 4.5 | 4.7 | 5.1 | 5.5 | 5.9 |
Class | LTF | (B) | B | B | B | B |
Class | EN | (B) | B | B | B | B |
付属品:セルバッグ・インナーバッグ・2段式スピードバー
(注)グライダーザックは含まれておりません。別途購入となります。
税抜き価格:¥470,000—
税込み価格:¥507,600—(8%)
チャレンジプライス!
グライダーの下限重量で乗っても、もう遅めで飛ぶことにはなりません。ICARO社から新しい提案を紹介します。
離陸重量・経年変化・周囲の気温によるトリムスピードの変化を調整し、コントロール性・飛行フィーリングを最適化する、夢のシステム!
マーベリック2.2やワイルドキャットTEといった最新の機体は、ライン長や翼面荷重の変化に対してとても敏感です。
① 翼面荷重
その機体を下限重量で飛ぶか上限重量で飛ぶかで、トリムスピードは最大3km/h変わります。(もちろん、下限重量で飛ぶ場合に上限重量で飛ぶ場合よりも3km/h遅いと言うことです。)これがスピードシステムをフルに使い込んだ最大到達速度となると、その違いは最大5km/hにまで達する場合があります。ICAROのTSOで最適の調整を行なえば、ウエイトレンジの下限から中間のパイロットにとってより良い理想的な最大速度を得ることが出来ます。
この飛行速度の調整に加え、最適なTSOセッティングによって軽めで乗ったときにタックスウエイが短くなることにも対処できます。これで軽めのパイロットでも、長くてとても許容度のあるタックスウエイで、精確でダイレクトなコントロール性を楽しむことが出来るようになりました。
② 経年変化
機材の使用に伴いAライン・BラインはC/D列のラインに比べて伸びてきます。最新のICARO機では、TSOによる調整で常に元通りの正確なトリムを保つことが出来るようになりました。
③ 低温
気温によっても、最新の機体ではトリムスピードや極限状態での飛行特性の変化があります。0℃付近あるいはそれ以下のとても低い気温に対しても、TSOによるトリムスピード調整が望まれます。
TSOはリアライザーに取り付けられている、長さの調整装置です。詳細な取扱説明書に従い、TSOを地上で正確に調整してください。飛行中に調整が変わることはありません。
(図の説明文)
TSO自体はネオプレンカバーの下にあります。
調整の際は、ネオプレンカバーをずらせてください。
調整レンジ : 最大2.5cm
http://www.icaro-paragliders.com/english/2_gleitschirm/wildcat_te_bilder.html